34年の川越商工会議所勤務を通じて、経営支援の中で痛感したことは、経営者は会社=生活ということでした。
借入時には代表者個人保証を徴求され、会社がだめになり倒産した場合、個人の資産はすべて失われ生活破綻に追い込まれてしまいます。
これは社員が代わって代行できることではありません。経営者が全責任を負うということです。
このような悲惨な倒産を回避するには、経営数字によるリスク管理が重要です。例えば現状で適正な借入額はいくらか、運転資金はどれぐらいあれば良いか、不足分はどうするのか、現金入出金のズレをどう解消していくのかなど。キャッシュフローに注目して資金不足にならないように絶えず留意しておく必要があります。
決算書は、税金支払と融資の時だけの必要性ぐらいにしか理解していない経営者が多いのではないでしょうか?
経営者として注視すべき科目、銀行が注目する科目、倒産しないために重視すべき科目等それぞれにポイントがあります。
そのポイントごとにわかり安くご説明致します。納得いくまでご検討いただき、前向きな経営を実践していきましょう。